韓国青瓦台(大統領府)によると、会談では石炭火力発電所建設や石油化学プラント建設など合計100億ドル(約1兆175億円)相当の3大経済協力プロジェクトの円滑な履行などが話し合われ、電力購買契約(合計188億ドル相当)が結ばれた。
またカザフスタンの油田拡張プロジェクト(35億ドル相当)や各種潤滑油の製造に使われる基油の生産設備建設(9億ドル相当)などへの韓国企業の参入を、カザフスタン政府が支援することで一致した。
朴大統領は自身が提唱する「ユーラシア・イニシアチブ」(ユーラシア大陸の物流・エネルギー協力を促進する政策)には、カザフスタンの協力が重要との立場を表明し、両首脳はそのためのインフラ開発協力に合意したと青瓦台は伝えた。
これと関連して韓国国土交通部とカザフスタン運輸通信省が鉄道分野の協力了解覚書(MOU)を締結した。
また北朝鮮に対し、さらなる核実験を中止するとともにウラン濃縮を含む核と、弾道ミサイルの開発をやめ国連安全保障理事会決議と2005年の6カ国協議共同声明を順守するよう促した。
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