【ワシントン聯合ニュース】次期駐韓米国大使に指名されたリッパート国防長官首席補佐官は17日(現地時間)、上院外交委員会の承認聴聞会に出席し、米国は韓国と日本の仲裁の役割はしないが、対話を勧めるとの立場を表明した。
 リッパート氏は、両国の困難で痛々しい歴史問題を解決するために対話を促してきたと述べた上で、これまでの立場を継続する方針を示した。
 北朝鮮については、▼北朝鮮政権を孤立させる国際的コンセンサスの醸成▼多国間および単独での制裁持続▼強力な国防力と対北朝鮮抑止力の確保――を基調とするとした。 
 上院外交委は韓米同盟関係の特殊性を勘案し、リッパート氏の承認聴聞会を早めに開催したことが分かった。 
 承認には上院外交委と本会議での表決を経る必要がある。外交消息筋は、現時点でリッパート氏の承認表決がいつ実施されるかは不透明だと伝えた。

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