【大邱聯合ニュース】韓国南部、大邱市達城郡の農家で死んだニワトリの死骸から検出されたH5N8型の鳥インフルエンザウイルスが高病原性であるとの最終判定が出た。
 同市は18日、農林畜産食品部から17日午後に高病原性であるとの確定結果が伝えられたと明らかにした。同市での鳥インフルエンザ発生は2008年以来。
 これを受け市は対応マニュアルに沿って危険地域に対し移動制限措置を取ったほか、警戒地域から家禽類を出荷する際には申告および承認を得ることを義務付けた。
 同市関係者は「今のところほかの地域から鳥インフルエンザの感染が疑われる通報はない。拡散防止に総力を挙げている」と話した。
 今月16日に同市が簡易検査を行った結果、この農家の死んだニワトリから鳥インフルエンザ陽性反応が出ていた。
 この農家は今月14日に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された中北部の江原道横城郡にある農家からひなを仕入れたことが確認されていた。

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