朴大統領　中央アジア3カ国歴訪に出発＝経済協力を協議

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は16日午前、21日までの日程でウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンを歴訪するため、京畿道・城南のソウル空港（軍用空港）から専用機で出発した。　
　韓国政府が提唱する「ユーラシア・イニシアチブ」（ユーラシア大陸の物流・エネルギー協力を促進する政策）の推進や、韓国企業の中央アジア進出支援などを重点的に協議する見通しだ。
　朴大統領はまずウズベキスタンを国賓訪問し17日に同国のカリモフ大統領との首脳会談と夕食会に臨む。続いてカザフスタンを訪れ19日にナザルバエフ大統領との首脳会談を行う。韓国の大統領としては初めての訪問となるトルクメニスタンでは20日にベルドイムハメドフ大統領との首脳会談と夕食会に出席する。
　ウズベキスタンのガス開発プロジェクトやカザフスタンの石炭火力発電所事業などの重点協力事業を点検するほか、韓国企業の活動に対する各政府の支援策などを協議する。朝鮮半島の平和基盤構築に向けた協力の約束も取り付ける。