韓国大使が離任する際に、首相に会うことは過去にもあったが、国会会期中の首相が10日に指名され急きょ離任することになった李氏と面会する時間を用意したのは異例とも言える。
駐日大使の李氏が院長に指名されたのは、外交や安保関連の問題に今後も関与を続け、韓日関係を正常化させる必要性があるためとの見方も出ている。
ある外交専門家は、李氏は帰国後、朴槿恵(パク・クネ)大統領から任命状を受けるため、安倍首相が李氏に伝える言葉は、そのまま朴大統領に伝わるだろうとコメントした。
15日に帰国する予定の李氏は首相の他にも菅義偉官房長官、斎木昭隆外務事務次官など、日本政府要人と離任のあいさつを兼ねた会合を持つ予定だと消息筋は伝えた。
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