【ソウル聯合ニュース】サムスン電子が今年1~3月の世界のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)市場で世界シェアトップを守った。同社は1992年からDRAM市場でシェア1位の座を守り続けている。
 米調査会社IHSアイサプライによると、サムスンは14年1~3月期にDRAM市場で37.2%のシェア(売上高基準)を獲得し、2位のSKハイニック(27.8%)に9.4ポイントの差をつけた。3位はエルピーダメモリを買収した米マイクロン・テクノロジーで26.9%。1、2位を独占した韓国企業のシェアを合わせると65.0%に達する。
 サムスンの1~3月期のシェアは前年同期より0.9%拡大したが、昨期比では2.6ポイント縮小した。
 サムスンの1~3月期のDRAM売上高は37億3800万ドル(約3820億円)、SKハイニックスは27億9700万ドル、マイクロンは27億300万ドル。DRAM市場はこれら3社が全体のシェアの90%以上を占める寡占の状態にある。
 一方、半導体関連情報サイトのDRAMエクスチェンジによると、サムスンは今年1~3月期のモバイル向けDRAM市場でも46%のシェアを占め、マイクロン(26%)とSKハイニックス(25%)を抑え1位になった。
 1~3月期のDRAM市場全体でモバイル向けDRAMが占める割合は34%となり、パソコン向けDRAM(31%)を上回った。

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