外国人向けに北朝鮮への観光ツアーを実施している英国の旅行社は、7~8月の北朝鮮ツアーの予約件数が例年に比べ低調だとしながら「中国人観光客の数が昨年より大幅に減った」と明らかにした。
この旅行社によると中国人観光客の約9割はアリラン公演の観覧が目的で、北朝鮮が今年のアリラン公演の取りやめを通知してから中国人観光客の4割がツアー参加をキャンセルしたと説明した。
中国の北朝鮮専門旅行社は北朝鮮当局から2月に今年のアリラン公演は取りやめるとする通知を受けたと明らかにしている。
一方、北朝鮮は先月27日に中朝国境沿いの咸鏡北道会寧市で中国人向けのバスツアーを開始した。メディアを通じツアー参加者の感想を紹介するなど積極的に中国人観光客の誘致に取り組んでいる。
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