同党報道官は会見で、「記者としてメッセンジャーの役割を果たしてきただけに、大統領と政府、政府と国民間の橋渡しの役割を果たせる。また、マスコミ出身者として社会全般の誤った慣行を指摘し、改革を遂行できる」と期待を寄せた。
情報機関の国家情報院の新院長に指名された李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使(66)についても、「大統領の安保哲学を理解し、安保政策を誠実に遂行できる」と評価した。
これに対し、最大野党の新政治民主連合は新首相指名について、「極端な保守系の人物で、国民統合に不適切だ」と指摘した。
同党報道官は会見で、「福祉拡大への反対、対北朝鮮融和政策への露骨的な敵対などこれまでのマスコミ活動からみると、極端な保守傾向があり、国民和合、国民統合という時代精神にそぐわない」と主張した。
野党側はまた、国家情報院の新院長人事についても「失望的」と酷評。「大統領側近を任命することで、政権が思い通りに国家情報院を運営しようとする狙い」と批判した。
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