アジア大会のメーン競技場(資料写真)=(聯合ニュース)
アジア大会のメーン競技場(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】今年9月の韓国・仁川アジア大会開幕まで、11日で残り100日となる。
 1951年の初大会から数えて17回目となる今大会は、9月19日に開幕し10月4日まで16日間開かれる。
 韓国でのアジア大会開催は86年のソウル大会、2002年の釜山大会に続き3回目。
 約1万4000人の参加が予定されている今大会は、28の五輪正式競技と八つの非正式競技を合わせた36競技が実施される。金メダル総数は439。
 中国の総合トップが予想される中、韓国は宿敵日本を抑え98年のタイ・バンコク大会から5大会連続の総合2位を目指す。
 競泳の五輪金メダリスト朴泰桓(パク・テファン)選手や新体操の孫延在(ソン・ヨンジェ)選手が出場する競技が見どころとなる。
 「平和の息吹、アジアの未来」をスローガンに、黄海の白ニョン島に生息するゴマフアザラシをモチーフにしたマスコット「ビチュオン、バラメ、チュムロ」が大会を盛り上げる。
 今大会ではアジアの平和と友情を深め世界平和を願うメッセージがさまざまな場面で強調されている。
 そうしたメッセージに応えるように北朝鮮も大会への参加を表明し、今大会はアジア・オリンピック評議会(OCA)に加盟している45カ国・地域すべてが参加する「パーフェクト大会」となる。
 韓国で開かれる国際大会に北朝鮮が選手団を派遣するのは02年釜山大会、03年大邱夏季ユニバーシアード大会、05年仁川アジア陸上競技選手権大会に続いて4回目。
 釜山アジア大会と大邱夏季ユニバーシアード大会の際は、選手団だけでなく大規模な応援団も派遣した。
 北朝鮮は今大会に応援団を派遣するか言及していない。
 10年の中国・広州アジア大会で北朝鮮は、金メダル6個を獲得するなど総合12位につけた。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0