【珍島聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号の沈没事故から54日目となる8日午前、海中の船体3階の食堂から女性とみられる1人の遺体が収容された。政府の事故対策本部が明らかにした。遺体の指紋とDNA検査を行い、身元を特定する方針。事故の死者は291人、行方不明者は13人となった。
 対策本部は乗客と同僚を見捨て脱出した乗務員の供述などから、3階の厨房(ちゅうぼう)付近の通路に女性調理師が、船尾に一般乗客の女性がいるとみて、捜索を行ってきた。
 官・民・軍合同救助チームは6日午前も3階船尾の船員寝室から男性調理師の遺体を収容した。

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