【安山聯合ニュース】韓国の旅客船セウォル号の沈没事故で今なお行方が分からない乗客の写真も、京畿道安山市にある政府の合同焼香所に置かれる。政府側が6日、明らかにした。
 政府側はセウォル号事故犠牲者・行方不明者・生存者家族対策委員会の要請を受け、現時点で死亡が確認されていない15人(6日午前に遺体が見つかった身元不明の1人含む)の写真を祭壇の中央に置くことにした。写真にはまだ黒いリボンをかけない。
 事故は4月16日に発生し、修学旅行中だった檀園高校(安山市)の乗客339人(教師14人含む)のうち生徒243人と教師8人、一般乗客38人の計289人が犠牲になった。また、檀園高校を引率していた教頭が救助後に自殺している。
 檀園高校の生徒7人と教師3人、一般乗客5人の行方がまだ分かっていない。6日午前に新たに1人の遺体が収容され不明者は14人となったが、遺体の身元は判明していない。

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