【珍島聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号沈没事故の対応に当たっている政府事故対策本部は5日、事故現場に近い海上で同日発見された男性の遺体について、セウォル号の乗客だったことが判明したと明らかにした。
 対策本部によると、遺体は同日午前8時40分ごろ、現場から北西に約35キロ離れた海上で見つかった。遺体の指紋から、事故当日に船に乗っていた40代の男性であることが確認されたが、正確な身元確認のためDNA鑑定を依頼した。
 対策本部は遺体流出を防ぐため事故海域から8キロ、15キロ、60~80キロの地点に網を設置する措置を講じたが、こうした措置に不十分な点があったのではないかという疑問の声が出ている。

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