選挙事務所で支持者らと喜びを分かち合う朴氏(左)=5日、ソウル(聨合ニュース)
選挙事務所で支持者らと喜びを分かち合う朴氏(左)=5日、ソウル(聨合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】4日に実施された韓国の統一地方選で、目玉のソウル市長選は現職の朴元淳(パク・ウォンスン)氏(58)=新政治民主連合=が国政与党セヌリ党の重鎮、鄭夢準(チョン・モンジュン)氏らを抑え、再選を確実にした。朴氏はソウル市長選で再選を果たしたことで、次期大統領選の野党の有力候補に浮上した。
 朴氏は5日午前0時半現在、開票率14.0%で57.5%を得票し、41.7%にとどまった鄭氏を大差でリードしている。
 弁護士で市民運動家としても活躍した朴氏は2011年10月のソウル市長補選で初当選。約2年半の市政運営が評価され、鄭氏との事実上の一騎打ちを制した。
 元国際サッカー連盟(FIFA)副会長でセヌリ党の重鎮の鄭氏は朴氏と接戦を演じていたが、旅客船沈没事故に絡み次男がソーシャルネットワークサービス(SNS)に不適切な書き込みをするなどし「自滅」した格好となった。次男は自身のフェイスブックに「国民が未開(未熟)だから国家も未開なのではないか」などと書き、激しい非難を受けた。


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