【ソウル聯合ニュース】韓国政府は3日、2020年までに温室効果ガス排出量を、特段の対策を講じない場合(BAU)に比べ30%削減するとの目標に基づき、産業部門の温室効果ガス削減量を2018年までに5676万トンに増やす方針を決めた。
 政府は同日の閣議で、環境と経済活性化を両立させる「グリーン成長」の第2次5カ年計画を確定した。同計画は今年から2018年まで施行される。
 計画によると、政府は今年、産業部門で625万トンの温室効果ガスを削減する。削減量を段階的に増やし、2018年には今年の9倍の5676万トンまで削減する計画だ。
 温室効果ガス削減に向けては、精油分野や鉄鋼分野で、すすや汚染物質が多く発生する重油をクリーンエネルギーの液化天然ガス(LNG)で代替し、鉄鋼の製造工程に新技術を導入するなどの努力を傾ける。
 また、都市・広域鉄道網の拡充、2020年までに電気自動車(EV)累計20万台供給などを通じて輸送部門の温室効果ガス削減量を今年の513万トンから2018年は2179万トンに増やす計画だ。

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