韓国政府　国の決算報告書を国会へ提出

【ソウル聯合ニュース】韓国企画財政部は30日、監査院の決算検査を経た2013会計年度（1月1日～12月31日）の国の決算報告書を国家財政法により国会に提出したと明らかにした。
　同報告書は先月8日に閣議で議決された決算結果のうち、監査院が指摘した財務諸表などの誤りを修正したもの。
　修正後の財務諸表上の国家資産は1666兆3000億ウォン（約165兆8302億円）、負債は1117兆9000億ウォン、純資産は548兆4000億ウォンとなった。負債は前年より215兆8000億ウォン増えた。
　負債が大きく増加したのは、公務員や軍人の年金の未来に向けた支出に備えた年金引当負債の算定方式に変更があったため。
　国の債権額は223兆7000億ウォンで前年（2012年）より21兆2000億ウォン（10．5%）増加した。国有財産額は912兆ウォンで前年より19兆8000億ウォン（2．2%）増加。物品額は10兆6000億ウォンで1兆4000億ウォン（15．0%）増えた。