事故海域に向かう民間潜水士ら=(聯合ニュース)
事故海域に向かう民間潜水士ら=(聯合ニュース)
【珍島聯合ニュース】韓国の旅客船セウォル号の沈没から42日目となる27日未明、合同救助チームは海中での不明者捜索を実施したが、新たに発見された不明者はいない。不明者は21日以降、16人のままだ。死者は288人。
 この日は3階の船首左舷、中央部の厨房(ちゅうぼう)、船尾右舷の客室、4階の船尾右舷、5階の船首右舷を捜索した。続いて4階の船首左舷と5階の船首右舷を中心に確認作業を行う方針だ。
 一方、事故対策本部は船内の崩壊や大型の障害物が捜索を妨げている4階船尾側で、船体外板の一部を切断しクレーンで障害物を取り除く作業について話し合っている。午後にも不明者の家族に具体的な案を提示する予定だ。
 気象庁によると、事故海域の天気は晴れだが、午後になると風と波が強まる見通しだ。

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