サムスン電子会長　心臓手術後の経過安定

【ソウル聯合ニュース】急性心筋梗塞で11日に手術を受けたサムスン電子の李健熙（イ・ゴンヒ）会長の容体は安定的な状態で、当面は治療に専念するとみられる。
　李会長が入院中のサムスンソウル病院の医療陣は13日、李会長の容体について、脳損傷を防ぐために行った低体温治療の結果、心臓機能と脳波は非常に安定的だと説明した。病状が安定期に入ったため安全かつ完璧な意識回復に向けて治療を続けるという。
　李会長は10日夜、ソウル市内の自宅で心筋梗塞を起こし、近くの順天郷大病院に運ばれた。病院到着直後に心臓まひの症状が出たが応急措置で症状が落ち着き、11日未明にサムスンソウル病院に移送され「ステント」と呼ばれる網状のチューブで心臓の血管（冠状動脈）を広げる手術を受けた。その後、低体温治療を受けている。