韓国の先進医療技術をロシアへ　医師研修実施

【ソウル聯合ニュース】韓国保健産業振興院はこのほど、韓国・ロシア保健医療協力の一環としてロシア連邦ブリヤート共和国の医師を対象に実施した研修を成功裏に終えたと発表した。

　同院はブリヤート共和国政府と昨年10月に保健医療分野の友好関係発展と協力強化に向けた協定を結んだ。
　今回の研修は最初の協力事業として進められた。ブリヤート共和国政府と医師協会の推薦を受けた医師6人が昨年10月1日から先月30日までの6か月間、ソウルの江南セブランス病院と自国で研修を受けた。
　研修を受けた医師らは先月14日までさまざまな実験に参加したほか手術や診療を見学し、韓国での研修を終えた。同16日に帰国後はブリヤート中央病院での研修が続き、江南セブランス病院医療陣の指導の下、冠動脈バイパス手術をはじめ12件の手術を直接施行した。
　保健産業振興院は今後も多様な政府間協力事業の推進を持続的に支援することで、相手国の保健医療発展や2国間の保健医療産業分野の交流活性化に貢献する計画だ。