【済州聯合ニュース】サムスン電子の映像ディスプレイ事業部長を務めるキム・ヒョンソク副社長20日、フルハイビジョン(HD)の約4倍の解像度を持つ4Kテレビ、インターネットとつないで動画サイトなどの映像を楽しめる「スマートテレビ」の時代はすでに始まったとした上で、関連業界と協力し、4Kテレビ放送市場の成長をけん引していく考えを示した。済州国際コンベンションセンターで開かれた「2014デジタルケーブルTVショー」で講演した。
 キム副社長は、4K放送のコンテンツ活性化のため、映画会社の20世紀フォックスなど、米ハリウッドの企業と協力していることを明らかにし、「世界で初めて4K放送を実用化したケーブルテレビ業界の技術に良質のコンテンツが加われば、4Kのプレミアム効果を得ることができるだろう」と述べた。韓国のケーブルテレビ業界が同日、4K放送を始めたが、コンテンツが十分でないとの憂慮を意識した発言とみられる。
 金副社長は海外事業者や国内ケーブル会社と協力を続け、好循環する4Kのシステムを作るよう取り組む方針を明らかにした。

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