【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が韓国政府の主導で発足した中堅国機構「MIKTA」の外相級会議に出席するため、13日から3日間メキシコを訪問する。同部が10日発表した。
 15日にメキシコ市で開かれる国際機構「釜山グローバルパートナーシップ」の会議では基調演説を行う予定だ。同機構は2011年に釜山で開かれた世界開発援助総会での合意に基づき、開発協力の効果を向上させる目的で12年6月に発足した。
 今回の会議は釜山での世界開発援助総会での合意が履行されているかを点検する初めての高官級会議。
 会議にはメキシコのペニャニエト大統領や国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長、経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長のほか、各国の高官100人余りが参加する。 
 尹長官はこれに先立ち13日から2日間、「MIKTA」の第2回外相級会議に出席、同機構の制度化などについて協議する。
 参加国であるメキシコ、インドネシア、韓国、トルコ、オーストラリアのアルファベットの頭文字をとって命名された「MIKTA」は、中堅国がまとまって国際社会の諸問題に共同対応することを目指す。昨年9月に初の外相級会議が開かれ、発足した。
 尹長官は今回のメキシコ訪問中にメキシコ外相やトルコ外相、欧州連合(EU)欧州委員会開発担当委員、OECDのグリア事務総長とも個別に会談する予定だ。

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