【ソウル聯合ニュース】仁川国際空港の1~3月の出入国者数(乗り継ぎ客を含む)が1052万人となり、前年同期比7.0%増加した。韓国法務部の仁川空港出入国管理事務所が9日発表した。
 出入国者のうち、韓国人は同6.9%増の602万4563人、外国人は同7.0%増の356万893人だった。
 外国人入国者を国・地域別にみると、中国とロシアの増加が目立った。中国人入国者は同31.5%増加し、昨年(34.0%増)に続き増加傾向を維持した。韓流ブームの影響などに伴い、観光やショッピングを目的とする入国者が増えたためとみられる。
 ロシア人入国者は同36.4%増加した。1月1日に発効した韓ロビザ免除協定発効が増加を後押しした。
 このほか、ベトナム、シンガポール、インドネシアからの入国者も増加したが、日本、タイ、オーストラリア、フィリピンからの入国者は減少した。
 今秋に仁川でアジア大会が開催されるなど仁川空港の出入国者がさらに増加すると予想されることから、同事務所関係者は「急増する外国人観光客の便宜を図るため出入国手続きを持続的に改善する」と話している。

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