採用掲示板をみる求職者ら=(聯合ニュース)
採用掲示板をみる求職者ら=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が9日発表した雇用動向によると、3月の失業率は前年同月より0.4ポイント悪化の3.9%だった。青年(15~29歳)の失業率は同1.3ポイント悪化の9.9%。
 3月の就業者は2516万3000人で、前年同月から64万9000人増加した。増加幅は就職活動シーズンだった2月(83万5000人増)よりは鈍化したものの、雇用市場の回復が続いていると評価される。
 年齢別では20代が前年同月より4万1000人増となり、7か月連続で増加ペースを維持した。40代は9万7000人増、50代は29万2000人増、60歳以上は21万5000人増となった。一方、30代は2万4000人の減少。
 産業別では卸売および小売業、宿泊および飲食店業、製造業などが好調だったが、農林漁業、事業施設管理および事業支援サービス業などは振るわなかった。
 昨年1年間減少を続けた自営業者は1月にわずかながら増加したが、2月から再び減少に転じ、2か月連続の減少となった。
 先月の就業率は59.4%で前年同月比1.0ポイント上昇。男性は70.6%、女性は48.7%だった。
 失業者は102万4000人で、1年前と比べ14万1000人(16.0%)増加した。
 非経済活動人口は1年前と比べ37万2000人減少し1619万1000人。働く意欲はあるものの失業状態の長期化により求職活動を断念した人は33万4000人で、前年同月より15万8000人増えた。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0