【ソウル聯合ニュース】米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポートが9日で終わる。韓国マイクロソフトは8日午前0時、XPに対する技術支援を終了した。
 韓国ではXPの普及率が高く、銀行の現金自動預け払い機(ATM)などの機器も9割以上がXPを搭載している。韓国マイクロソフトによると、XP利用者数(3月平均)は全体の14.97%を占めている。パソコンの6~7台に1台はXPを使っているということになる。とりわけ、中小企業のXP利用率は平均の2倍に近い約30%に上る。
 韓国政府はXPのサポート終了に伴うセキュリティー問題に対応するため、安全行政部に総合状況室を設置するなど、対策に追われている。未来創造科学部と韓国インターネット振興院(KISA)は24時間態勢の対応班を作り、新種のウイルスなどを監視するとともにセキュリティー対策ソフトを開発し、無料で配布する方針だ。 

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