【ソウル聯合ニュース】米調査会社IHSアイサプライによると、サムスン電子の昨年の半導体売上高は338億2200万ドル(約3兆4580億円)となり、前年比で8.2%増加した。世界シェアは0.3ポイント上昇した10.6%となり、世界2位を維持した。
 サムスンのシェアは08年に6.5%、09年に7.6%、10年に9.2%、11年に9.2%と、年々上昇している。
 シェアトップのインテルの昨年の売上高は469億8100万ドルとなり、前年比で0.9%減った。シェアは15.6%から14.8%に低下した。
 両社のシェアの差は12年の5.3ポイントから4.2ポイントに縮まった。スマートフォン(多機能携帯電話)市場の拡大により、サムスンの主力製品のモバイルDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)やNAND型フラッシュメモリー、モバイルアプリケーションプロセッサ(AP)、イメージセンサーなどの売り上げが伸びたためとみられる。パソコン用マイクロプロセッサが主力のインテルはパソコン市場の低迷が長引いているのに加え、モバイル市場では成果を出していない。
 一方、韓国のSKハイニックスは半導体売上高が128億900万ドルとなり、前年比で42.8%増えた。世界シェアは3.0%から4.0%に上がり、7位から5位に上昇した。
 半導体市場全体の売上高は3181億4700万ドルで、5.0%拡大した。

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