韓国軍合同参謀本部によると、発射体の飛行距離は約60キロと推定され、2回にわたり発射された。ロケット砲はいずれも、旧ソ連製の地対地ロケット「フロッグ」とみられている。
韓国軍当局は合同の野外機動訓練を実施しており、北朝鮮はこれに対抗する狙いでロケット砲の発射を続けていると分析する。
北朝鮮は韓米合同の軍事演習が始まる直前の先月末から射程約150キロの新型の300ミリ多連装砲「KN09」や、射程約220キロの短距離弾道ミサイル「スカッド」を相次いで東海に向けて発射。今月に入ってからも、4日に新型放射砲、16日に短距離ロケット砲を発射するなど、けん制を強めている。
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