サムスン電子(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子に勤務する男性社員の半数は開発業務に、女性社員の半数は製造業務に就いていることが19日、分かった。

 同社の営業報告書によると、昨年、本社基準の男性社員7万86人のうち、開発部門に従事する社員は53.3%(3万7389人)となった。
 次いで製造が29.1%(2万366人)、営業が8.9%(6243人)、その他8.7%(6088人)の順。
 女性社員2万5712人のうち、製造業務を担当する社員は56.4%(1万4508人)で最も多かった。
 次いで、開発が25.5%(6559人)、営業が10.3%(2641人)、その他7.8%(2004人)の順だった。
 男女比率は2.8対1で、男性が3倍近く多かった。
 男性が開発部門に多いのは、エンジニアの多くが工科大出身であるため。韓国の工科大に女性よりも男性のほうが圧倒的に多い現実が反映されている。
 製造部門に女性が多いのは、男性よりも女性のほうが精巧な手作業に強いためではないかというのがサムスン側の説明だ。
 また、同社は研究開発に重点を置き、毎年売上高の6%程度を研究開発に充てている。
 昨年の1~9月期に執行した金額だけで、前年同期比22%増の10兆8402億ウォン(1兆280億円)に上る。1か月に1兆2000億ウォンずつ投資していることになる。
 

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