スクートの就航会見の模様(資料写真)=(聯合ニュース)
スクートの就航会見の模様(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は19日、海外の格安航空会社(LCC)4社に対し2014年の旅客定期航路事業を許可したと発表した。このうち3社は今月新規就航した。
 日本のバニラエアは1日に新規就航した。仁川-成田を1日2往復している。
 中国初のLCCで上海を本拠とする春秋航空は、30日から済州-上海を毎日1往復する。昨年LCCに転換した香港の香港エクスプレスも同日から仁川-香港を1日2往復する。
 ベトナムのベトジェットエアは10月から仁川-ハノイを1日1往復で運航する計画だ。
 海外LCCの進出に対し韓国のLCC業界は警戒するムードながら、長期的にはLCCを中心とした市場再編に役立つと見込んでいるようだ。
 チェジュ航空の関係者は「当面は価格競争が不可避だ。しかし、長い目で見ると短距離路線でLCCを選択する消費者が増え、市場がLCC中心に変わるのにプラス要因として作用するだろう」と話した。
 現在韓国に就航している主要海外LCCには、エアアジアXやセブ・パシフィック、エアアジア・ゼスト、ピーチ・アビエーション、スクートなどがある。

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