【ソウル聯合ニュース】韓国とロシアは18日、ソウル市内の外交部庁舎で第14回次官級政策協議会を開催し、実質的な協力拡大策や朝鮮半島および北東アジア情勢などについて意見を交換した。
 会議には同部の李京秀(イ・ギョンス)次官補とロシアのモルグロフ外務次官が出席し、北朝鮮北東部の経済特区、羅先の羅津港とロシア極東沿海地方のハサンを結ぶ鉄道プロジェクトなど韓国、ロシア、北朝鮮の協力事業について集中的に協議が行われたことがわかった。
 両国は同プロジェクト推進のために協力するという原則的立場を再確認したと外交部関係者が伝えた。
 また同協議会ではウクライナ情勢に関する意見交換はなかったという。外交部関係者は「クリミアの問題は政策全般を議論する政策協議会の議題ではなく、ロシア側から特別な言及もなかった」と話した。
 同協議会は両国間の主要懸案を協議する目的で1998年から毎年開催されている。

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