【ソウル聯合ニュース】世界の農村開発などを進める国連食糧農業機関(FAO)が13日に北朝鮮の家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の被害を調べるため調査団を派遣した。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が14日、伝えた。
 調査団はFAOの口蹄疫専門家2人と獣医学分野の疫学専門家1人の計3人で構成された。北朝鮮に駐在するFAO関係者らと共に、口蹄疫の発生現況を把握し、防疫などに関する勧告案を作成する予定だという。
 北朝鮮は先月23日、FAOに口蹄疫問題で支援を要請した。北朝鮮の朝鮮中央通信は同21日、平壌市内の養豚場で発生した口蹄疫が同市と同市南の黄海北道に広がり3200頭の豚が感染したと報じた。

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