【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は28日、ソウル市内のホテルで開かれたフォーラムで演説し、日本との外交関係について「韓日関係は歴史問題のため、トンネルの先がまだ見えない」として、「正しい歴史認識に基づき、(両国関係が)安定的に発展できる軌道に乗れるよう、日本が真摯(しんし)に努力しなければならない」と強調した。
 一方、中国との関係に関しては、「習近平国家主席が今年の遅くない時期に訪韓し、それに先立ち王毅外相が訪韓すると思う」と説明。昨年行われた韓中首脳会談の合意事項の約95%が推進されていると評価した。
 北朝鮮の非核化に向けた対話再開については、「北朝鮮は対話攻勢を強めながらも非核化に向けた動きには変化がなく、むしろ核能力を高めている」と指摘。効果的な対北朝鮮制裁と原則に基づく非核化対話を並行して推進する方針をあらためて示した。

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