現代製鉄所の作業現場=(聨合ニュース)
現代製鉄所の作業現場=(聨合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が28日発表した1月の産業活動動向によると、鉱工業生産は製造部門の低調で、前月比0.1%増にとどまった。先月は旧正月連休があり、操業日数が少なかった。
 増加幅は12月(3.4%)より大幅に鈍化したものの、4か月連続でプラスとなった。鉱工業生産は昨年8月以降、増減を繰り返したが同10月からは増加が続いている。
 全産業の生産は前月比1.4%増となった。建設業が9.7%増、公共行政が4.2%増を記録し、全産業の生産をけん引した。
 現在の景気状況を示す一致指数の循環変動値は前月より0.3%上昇し、今後の景気を予測する先行指数は足踏み状態となった。
 製造業生産は半導体および部品(4.7%減)、電気装備(5.1%減)などで減少したが、自動車(6.7%増)、映像音響通信(9.5%増)などが増え、全体では前月比プラスマイナス「0」となった。
 製品出荷は、自動車(5.3%増)、映像音響通信(10.0%増)などで増加したが、半導体および部品(4.7%減)、1次金属(4.2%減)などで減り、前月比で0.9%減少した。
 国内向け出荷は前月比0.7%減、海外向け出荷は同1.1%減少した。
 製品在庫は前月より0.5%増えた。半導体および部品(3.9%減)、自動車(4.9%減)などは減ったが、1次金属(5.0%増)、石油精製(9.6%増)などで増えた。
 サービス業生産は前月比0.9%増加した。卸小売業(1.6%増)、宿泊・飲食店(4.8%増)、金融・保険(1.5%増)などが増えたため。不動産・賃貸(7.0%減)、出版・映像・放送通信・情報(0.4%減)などでは減少した。
 設備投資は運送装備(7.6%増)が増えたが、機械類(8.6%減)などが減り、前月比4.5%減った。建設受注は住宅、鉄道などでの受注が増え、1年前より48.3%増加した。
 統計庁関係者は、「旧正月連休で操業日数が減ったほか、SKハイニックスの中国工場の稼動正常化で国内生産が減少するなど、製造業が振るわなかった」と説明した。

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