韓国貿易協会などによると、昨年韓国に輸入された米国産牛肉は9万2145トンで、輸入牛肉全体の34.5%を占めた。
米国産の輸入は牛海綿状脳症(BSE)問題の後、2000年後半から徐々に回復し、2011年のシェアは37.5%に上った。しかし、2012年に36.0%に小幅低下したのに続き、昨年も縮小した。
昨年の輸入牛肉で最も多かったのはオーストラリア産。14万7173トンでシェア55.0%だった。ただ、一時70%を超えていたのに比べると低下している。
ニュージーランド産牛肉は2万5345トン輸入され、シェアは9.5%で3番目。メキシコやカナダ、ウルグアイ、チリなどからの輸入はいずれも1%未満だった。
一方、昨年の豚肉輸入をみると、米国産が19万987トンでシェア34.5%と最も高い。次いで、カナダが13.6%(3万9676トン)、ドイツが11.0%(3万2338トン)、チリが10.4%(3万367トン)、スペインが6.3%(1万8429トン)の順だった。
米国の牛肉産業は飼料価格の上昇などで飼育頭数が減り続けており、食肉供給量も大幅に減少したという。
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