【世宗聯合ニュース】韓国教育部の徐南洙(ソ・ナムス)長官は28日に記者会見し、日本の文部科学省が教科書作成や教員による指導の指針となる中学校と高校の学習指導要領解説書を改定し、独島を「わが国固有の領土」と明記したことに対し、「非教育的な行為」と糾弾するとともに是正を要求した。
 徐長官は解説書の改定について「日本がかつて近隣諸国を侵略して蛮行を行ったという歴史的な過ちを忘却し、いまだに帝国主義的な野望を捨てていないのでは、という疑念を抱かせる」と指摘。生徒に領土と歴史について誤った認識を植え付けようとすることは、近隣諸国との善隣だけでなく北東アジア地域の平和を危うくしかねない非常に非教育的な行為だと批判した。

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