売上高は前年比39.4%の14兆1651億ウォン、純利益も2兆8729億ウォンを計上し、ともに過去最高となった。
業績の好転は、地道な技術革新と収益性中心の製品運用で事業領域を強化したことに加え、半導体市況の好調を追い風にDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)やNAND型フラッシュメモリーなど製品全般の売上高が増加したためと分析される。
10~12月期決算は、DRAMを生産する中国工場の火災の影響で前期に比べると後退し、DRAMとNAND型フラッシュメモリーの生産量も減少した。しかし、前年同期に比べると営業利益は約14倍の7848億ウォン、売上高は3兆3677億ウォンで23.9%の増加となった。
SKハイニックスは今年も半導体需要をけん引するモバイル市場などの変化に適宜対応しながら、収益性中心の経営を強化して量的、質的な成長を目指す。DRAMは20ナノメートル(ナノは10億分の1)台半ばの製品の量産を本格化し、モバイル用のラインアップを拡充する計画だ。NAND型フラッシュメモリーは16ナノ製品の量産を開始し、応用・複合製品のラインアップを強化する。
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