【ソウル聯合ニュース】韓国政府は北朝鮮が朝鮮戦争で生き別れになった離散家族の再会事業の実施を提案したことを受け、同事業の実現に向けた実務協議の方法などを盛り込んだ通知文を27日に送る予定だ。
 通知文では北朝鮮の提案を歓迎し、離散家族再会事業の早期実現を求める見通しだ。事業の具体的な時期や場所、規模などは実務協議で話し合う。
 韓国政府は2月末から始まる米国との合同軍事演習「キー・リゾルブ」の日程などを考慮し、2月中旬に事業を進める方針を決めたようだ。北朝鮮の「祝日」である故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(2月16日)を避け、同月17日から約1週間後までが有力視されるという。
 ただ、北朝鮮が韓国の提案に応じるかどうか不透明だ。
 高齢の離散家族の安全な再会のため、会場の暖房などの点検が必要なため、2月中旬前に事業が行われる可能性は低いとみられる。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0