【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が24日に発表した資料によると、昨年、海外から韓国に輸入する際の決済通貨として円を使う比率は5.7%となり、前年比で1.2ポイント下がった。円の比率が5%台に落ち込むのは統計が残っている1992年以降初めて。韓国から輸出する際に使った円の比率も3.5%で、前年に比べて0.8ポイント低下した。
 韓国と日本の取引では、韓国の輸入決済の円比率は44.8%となり、1992年以降で初めて50%を下回った。2012年は51.2%だった。円建て輸出の比率は46.9%となり、1994年(46.1%)以来の低水準となった。
 円安の影響で、円建て決済を敬遠する日本企業が増えたためとみられる。
 一方、韓国のドル建て輸出の比率は85.2%となり、前年比で0.1ポイント上がった。ユーロ建ては5.7%、ウォン建ては2.2%だった。ドル建て輸入も83.9%から84.3%にやや上昇した。ユーロ建ては5.0%から5.6%に上がり、ウォン建ては横ばいの3.4%だった。

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