コンテナの積み下ろし作業が行われている釜山港=(聯合ニュース)
コンテナの積み下ろし作業が行われている釜山港=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が23日に公表した「実質国内総生産(GDP)速報値」によると、昨年10~12月期のGDPは前期比0.9%増加した。

 建設投資が振るわなかった影響などで前期(1.1%増)から小幅減速した。民間消費は0.9%増、設備投資は6.4%増となった。輸出は自動車・部品、機械、石油化学製品がけん引して2.0%増、輸入は機械・金属製品を中心に2.1%増えた。
 一方、13年通年の成長率(実質GDP増加幅)は2.8%となった。年間成長率は2010年の6.3%から2011年3.7%、2012年2.0%と鈍化を続けたが、昨年はやや上昇した。
 韓国銀行は「輸出が堅調に増加を続ける中、民間消費が増え、建設投資がプラス成長に転じたため」と説明した。
 昨年の輸出増加幅は4.3%で、前年の4.2%を上回った。民間消費の増加幅も前年より0.2ポイント増の1.9%となった。建設投資は前年のマイナス2.2%から6.9%の増加に転じた。ただ、設備投資はマイナス1.5%と依然、振るわなかった。

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