【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は21日、ソウルで中国国防省と第13回国防政策実務会議を開催した。両国はできるだけ早い時期に中国の常万全国防相が来韓し韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官と会談することで一致したと伝えられた。
 軍消息筋は「韓中が国防相会談を早期に開催し、北朝鮮の挑発の可能性に対し強く警告しなければならないとの認識を共有した」と伝えた。
 両国はまた、北朝鮮問題など緊急事態に対応するため国防当局間のホットラインを早急に設置することでも一致したとされる。消息筋は「ホットライン設置問題が実務的レベルで協議されたため今後、高官級レベルの対話が開かれれば設置時期や場所などが決まる可能性がある」と説明した。
 そのほか、第4回次官級国防戦略対話開催や韓国空軍特殊飛行チーム「ブラック・イーグルス」の珠海エアショー参加、韓国軍交響楽団の中国公演など、今年の国防交流計画が協議された。
 会議は両国国防当局の局長級によるもので、ソウルと北京で毎年交互に開催している。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0