【ベルン聯合ニュース】スイスを訪問中の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は20日(現地時間)、首都ベルンで開かれた韓国・スイス経済人フォーラムで基調演説し、両国間の経済協力強化策と未来ビジョンを提示した。
 朴大統領は演説で、海外依存度が高い両国の企業が世界市場でスケールメリットを生かして競争力を確保し、第三国の市場に共同進出する際にシナジー効果を得るためには貿易保険などの金融支援で協力する必要があると強調した。
 同フォーラムはスイスの経済団体「エコノミースイス」と韓国の全国経済人連合会が共催した。ブルカルテル大統領をはじめスイスの政府や有数企業の関係者、韓国側経済使節団など130人余りが出席した。
 一方、韓国側使節団はスイスのグローバル企業と5件の部品契約に関する了解覚書を締結した。
 朴大統領は15日からのインド訪問を終え、18日からスイスに滞在している。20日のブルカルテル大統領との会談や夕食会では、創造経済や革新、教育、青年の起業などについて協力策を協議する。21日にはダボスに移動し世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席する。

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