【東京聯合ニュース】韓国の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)が初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した中国黒竜江省のハルビン駅に「安重根義士記念館」が19日に開館したことを受け、外務省の伊原純一アジア大洋州局長が同日に韓国、中国の両駐日公使にそれぞれ電話で抗議した。日本外務省関係者が20日、明らかにした。
 記念館は暗殺現場の前にあった駅の貴賓室の一部約200平方メートルを改造してつくった。内部からはガラス窓を通じて暗殺現場となったプラットホームを見ることができる。安重根の生涯や思想を紹介する資料や写真などが展示され、一部には韓国語の説明がつけられているという。韓国外交部は「歓迎し、高く評価する」としている。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0