【ニューデリー聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は17日、国賓訪問先のインドで韓印経済協力フォーラムの昼食懇談会に出席し、経済協力の強化策やビジョンを提示した。
 朴大統領は基調演説で、両国経済協力の発展に向け▼創造経済での協力▼協力範囲の拡大▼韓印包括的経済連携協定(CEPA)の改善――の三つを提案した。
 創造経済は産業と産業、文化と産業を融合させ付加価値、雇用、成長動力を生み出すことを目指す韓国の経済政策。
 朴大統領は創造経済での協力策と関連し、インドのコンテンツやソフトウエア開発能力と韓国のクリエイティブなハードウエア開発技術、商品化技術を組み合わせれば、新たな領域で協力の相乗効果が生まれ、両国にとって有益だと期待を示した。
 また、これまでは大企業同士の協力が中心だったが、今後は中小企業同士の協力も進め、インフラ分野でも連携していくべきだと強調した。
 さらに、両国がCEPAの発展に向けた交渉を誠実に進め、より多くの経営者が恩恵を受けられるようにすべきだと述べ、両国企業関係者の関心と支持を求めた。
 フォーラムにはインドに投資している多国籍企業の関係者約150人、韓国企業関係者約150人の計300人余りが出席した。

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