【ソウル聯合ニュース】バーンズ米国務副長官が20日に韓国を訪れ、北朝鮮問題などを協議することが16日、分かった。
 バーンズ副長官は24日まで韓国、中国、日本を訪問する予定だ。ソウルには21日まで滞在し、金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長(閣僚級)や金奎顕(キム・ギュヒョン)外交部第1次官と会談すると伝えられた。
 北朝鮮で張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑された後、韓米は北朝鮮情勢に関する協議を強化することにした。先月17日に次官級戦略対話、今月7日には外相会談を行った。両国は北朝鮮の不安定化が朝鮮半島情勢の流動性を拡大させると判断している。
 バーンズ副長官が来韓すれば、北朝鮮情勢に対する評価を共有し、朝鮮半島情勢の安定的な管理策を調整するとみられる。来月末から4月にかけて実施される韓米合同軍事演習をめぐり、北朝鮮が韓国を威嚇し始めていることに関しても協議がありそうだ。
 また、米国は韓日米の3カ国協力の面から、韓日関係の改善問題を取り上げる可能性がある。安倍晋三首相の靖国神社参拝でこじれた韓日、日中関係の改善に向け仲裁に乗り出すと予想される。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0