【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は16日、2012年の総選挙と関連し、公職選挙法違反などの罪で起訴された国会議員5人に対する判決をそれぞれ言い渡した。3人は有罪判決が確定し、当選が無効となった。2人は無罪判決を受けた。
 当選無効が決まったのは与党セヌリ党の李在暎(イ・ジェヨン)議員、最大野党民主党の申長容(シン・ジャンヨン)議員、無所属の玄永姫(ヒョン・ヨンヒ)議員の3人。 
 セヌリ党は李氏が議員職を失ったが、比例代表で当選したものの公認候補選びで現金を授受したとして党から除名された玄氏の当選無効が確定し、現在の155議席を維持することになった。玄氏は除名後も無所属で議員の地位を維持していたが、有罪判決が確定し議員職を失うと、比例代表議席は当初の政党が継承することになるため。
 一方、民主党の議席数は127議席から126議席に減った。

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