【釜山聯合ニュース】ソマリア沖の海賊対策として、韓国船舶と国民の保護に当たる韓国海軍・清海部隊の第15陣が16日、同沖アデン湾に向けて出発した。第15陣を乗せた駆逐艦「姜邯賛」は2月中旬に現地に到着し、7月まで任務を遂行する。
 「姜邯賛」のソマリア沖への派遣は3回目となる。第15陣は海軍特殊部隊員で構成される検問・捜査隊や対潜ヘリコプターLYNXを運用する航空隊、海兵隊員からなる警戒隊など、約300人で編成されている。
 ソマリア沖で武装した海賊による襲撃事件が頻発していることを受け、韓国軍は2009年3月から部隊を派遣している。2011年1月には海賊に乗っ取られた化学物質運搬船の救出作戦を実施。韓国人8人を含む乗組員21人全員を救出し、海賊8人を射殺した。

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