【世宗聯合ニュース】韓国海洋水産部は15日午前、政府世宗庁舎で韓国第2の南極基地「張保皐(チャン・ボゴ)科学基地」に派遣する第1次越冬研究隊の発足式を行った。
 第1次越冬研究隊員は計15人で、研究員のほか基地運営を担当する技術者・医師・調理師などさまざまな分野の隊員から成る。このうち11人は1988年に建設された南極の世宗科学基地での越冬を経験している。
 研究隊員は25日に韓国を出国し、2月6日ごろに現地に到着する予定。
 隊員らは基地を拠点に東南極地域の生態や高層大気科学、大陸棚の鉱物・水産資源など海洋資源の調査、気候変動研究などを行う計画だ。
 基地は韓国第2の南極基地として今年3月の完工を目指し、現在建設が進められている。面積は4458平方メートルで、生活棟・総合研究棟・多目的カプセルハウス・整備棟・発電棟など16の建物がある。

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