【全州聯合ニュース】韓国・全羅北道と東レが9日、セマングム産業団地(群山市)への入居契約を締結した。
昨年11月、東レの日覚昭広社長と全羅北道の金完柱(キム・ワンジュ)知事は、セマングム産業団地にポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂の生産工場を建設する内容の了解覚書(MOU)を締結していた。覚書締結から約2か月で同団地に最初の外国企業が入ることになる。
東レは韓国農漁村公社に土地使用許可申請を済ませており、建築許可が下りれば3月初旬に着工する計画だ。
同社は2018年までに2段階にわたり同団地に3000億ウォン(約296億円)を投資し、PPS樹脂の原料となる硫化水素ナトリウムとパラジクロロベンゼン、PPS樹脂、PPSコンパウンド(成型前材料)を一貫生産する工場を建設する計画だ。

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