離散家族再会事業の成否に注目 韓国が北朝鮮に協議提案

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離散家族再会事業の成否に注目 韓国が北朝鮮に協議提案
 【ソウル聯合ニュース】韓国統一部が6日、北朝鮮に対し、朝鮮戦争で生き別れになった離散家族の再会事業について話し合う赤十字実務協議を板門店で開くことを提案し、同事業の成否が注目されている。

 同事業をめぐっては、朴槿恵(パク・クンへ)大統領が同日午前に行った新年会見で、旧正月(今年は1月31日)に合わせて行うことを提案していた。

同事業が人道主義に基づく問題であることに加え、北朝鮮も金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が「新年の辞」の中で南北関係改善の必要性に言及しているため、北朝鮮が韓国の提案に同意する可能性が大きいとの予想が提起されている。

南北は当初、昨年9月25~30日に同事業を北朝鮮・金剛山で開くことで合意していたが、北朝鮮が開催4日前に突然「無期限延期」を発表し、実現しなかった。

当時北朝鮮は韓国政府が南北対話を同族対決に悪用しているとし、同事業延期の責任を韓国に押し付けた。しかし実際には離散家族の問題を金剛山観光再開問題と分離させようとする韓国政府の態度に不満を抱いたためとの分析が出ている。

韓国政府の今回の提案は朴大統領が6日午前の新年会見で、離散家族の再会事業推進に積極的な姿勢を示した後、統一部が南北軍事境界線上にある板門店の連絡ルートを通じて北朝鮮に伝えた。

北朝鮮がどのような反応をみせるのか、速断することはできない状態だ。北朝鮮の反応は早ければ7日にもあると予想されている。

北朝鮮が今年の「新年の辞」で「南北関係改善」に言及したことから、韓国側の提案を受け入れるとの見方が少なくない。 

しかし朴大統領の記者会見に北朝鮮に対する画期的な新しい提案が含まれず、韓国政府が離散家族再会と金剛山観光問題を分離させる方針をこの日再確認したという点で、北朝鮮が不満を持つ可能性もある。

この場合、北朝鮮は韓国の提案をすぐには受け入れず、韓国の対北朝鮮政策に変化を要求するカードとして離散家族再会問題を活用することも考えられる。

ソウル大統一平和研究院の張容碩(チャン・ヨンソク)上級研究員は「北朝鮮が離散家族再会事業の提案を受け入れる可能性は半々程度」とした上で、「南北関係改善の雰囲気を作るために受け入れる可能性はあるが、金剛山観光と結びつけて再び逆提案することも考えられる」と指摘した。

北朝鮮は昨年8月にも韓国が同事業を提案すると、そのための赤十字実務協議と金剛山観光再開の協議を同時に行うよう逆提案している。

統一部は昨年9月の同事業が開催直前まで進んでいたため、既に確定している100組の家族の名簿をそのまま活用すれば、実務準備に1~2週間程度の時間があれば充分だとみている。

統一部当局者は「旧正月までというのは難しくても、北朝鮮が同意すれば来月ごろには対面行事を開くことが不可能ではない。名簿も昨年9月以降に亡くなった方がいるのか確認し、空席があれば新しい方を入れれば良いだろう」と話した。

同事業は李明博(イ・ミョンバク)前政権時に南北関係が冷え込んだ影響で、2010年10月を最後に開かれていない。

南北離散家族の再会は1985年に韓国と北朝鮮の故郷訪問団および芸術公演団がソウルと平壌を相互訪問することで初めて実現した。

その後15年間中断した離散家族再会事業は2000年の南北共同宣言(6・15宣言)を期に再開。2000年8月に1回目が行われ、2008年を除き2010年まで18回にわたり毎年1、2回開催されていた。

2014/01/06 19:00配信  Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 最終更新:2014/01/07 13:54


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