北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は1日に発表した「新年の辞」で、「北と南の関係改善のための雰囲気づくりをしなければならない」として、韓国との関係改善に意欲を示した。
また朴大統領は「世界は協力と平和に向かうべきだが、信頼を崩壊させ、周辺国を傷つけることがあってはならない。不信と対立を克服し、和解と協力につながる道を潘総長も支援してほしい」と呼び掛けた。安倍晋三首相と新藤義孝総務相が靖国神社を参拝し、韓国や中国など東アジア諸国の強い反発を招いたことに言及したものとみられる。
これに対し、潘総長は支援する考えを明らかにし、「靖国参拝問題などで北東アジアの対立が深まっていることに失望し、域内国間の信頼とパートナーシップの必要性を強調する報道官声明を出した」と説明した。
対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指すという朴大統領の対北朝鮮政策「朝鮮半島信頼プロセス」については、成果をあげられるよう、国連もサポートするとの意向を表明した。
Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0