コレールの労働組合は、「水西発KTX」を運営する子会社設立を目指すコレールの方針に「事実上の民営化」と反発し、9日からストライキを続けている。
徐長官は「鉄道競争時代が開かれた」として、新会社が鉄道革新の始発点になるだろうと強調。「政府は今後、鉄道公社と水西高速鉄道会社が善意の競争を通じ国民に愛される健全な会社に生まれ変わり、鉄道のルネサンス時代を開いていくことを期待する」と述べた。
国土交通部は、2004年の鉄道事業法制定以来、初の免許発給となり、鉄道運送に複数の運営者が参画し競争が行われるようになると説明した。
水西から平沢(京畿道)を経て釜山、木浦を結ぶ水西発KTXは2015年末に開通予定。
労組側はコレールの子会社設立は「民営化の前哨戦」だと主張し、計画撤回を要求してきた。
国土交通部の徐昇煥(ソ・スンファン)長官、雇用労働部の房河男(パン・ハナム)長官、コレールの崔然恵(チェ・ヨンヘ)社長、鉄道労組のキム・ジェギル政策室長は同日、初めて会合を行ったが決裂。労組は会合後の記者会見で「政府が免許発給を中断し、社会的議論に乗り出せばストライキを中断する」と提案していた。
しかし政府はコレールの独占構造を打破して競争を促すには水西発KTXの運営を分離しなければならないとの方針を変えず、免許発給に踏み切った。
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