【ソウル聯合ニュース】サムスン電子がドイツで米アップルとの特許訴訟に勝訴した。
 電子業界によると、ドイツ・マンハイムの裁判所は11日(現地時間)、アップルがサムスンを相手に起こしたキーボードの言語選択関連の特許侵害請求を棄却した。
 この特許は各国の言語の子音と母音のセットを言語別に保存するメモリーを備え、メッセージを作成する際に使う言語セットを選択する技術。
 裁判所はこの特許に先行技術があることから、特許は無効だと判断。アップルが裁判の中で一部修正した請求も全て退けた。
 一方、アップルが問題にしたこの特許は2015年7月に期限切れとなる。アップルは2011年6月16日にサムスンが自社の特許6件を侵害したとして提訴したが、裁判所はこの日までに3件の特許についてサムスンが侵害していないとの判決を下した。
 残り3件については上級裁判所での審理を理由に現在、判決が保留になっている。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0